キャシャーン

午前中時間があり掃除。きれいになってすっきり。もう少しで読み終わる本を読了。

異国の客

異国の客

池澤さんの文章、非常に久しぶりです。フランスに引っ越して、そこでの暮らしをつづったものなのですが、イラクの問題、アメリカの問題、EU問題など社会派の話が多いです。このわたしでも、日本人人質事件について主思い出し、考えさせられた。リラックスできる文章ではない。考えさせられる文章だ。それでも、フランスのアスパラガスのおいしさやきのこのおいしさ、暖炉ってペットみたいとか、そういう話はおもしろい。


街はチョコレート戦争だ。むらがる女たち。なぜかチョコ買いにつき合わされている男子もちらほら。おいしそうなチョコレート見ていたら、「試食どうぞ」と言われた。すごくうまい。売り子のお姉さんは高校生くらいで、もう、いかにも今日だけの短期バイトという感じ。一生懸命マニュアルなことを言おうとしている。が、近くに置いてあるハートの赤いオブジェがばたんばたんと倒れてしまい、何度も「ちっ!」「くそ!」などと連発していた。


電車で。横に20くらいの女の子二人組。
「昨日、キャシャーン見ましたよ」
「どうだった?」
「誰がキャシャーンかわかんなかった」
本当に見たのか?そして雨上がりの人は俳優気取りで許せんと言っていた。許そうよ。


ばんごはんは、塩豚焼き、野菜炒め(ピーマン、ほうれん草、えのき)、あおさとにんじん、長ねぎの和風スープでした。