デッドエンド

masubon2006-02-24

くもりの朝は天井がひくい。トリノで盛り上がる日本列島。とりあえずわたくしは、ひまさえあればイナバウアーしていた(うそ)。改札を通るとき、アラカワさんならイナバウアーしながらスイカをぴっと押せるかななどと意味のない妄想にひたる。いや、それは無理だ。きっと隣の列にぴっとやってしまうだろう。そういう問題ではないが。


読了。

デッドエンドの思い出

デッドエンドの思い出

図書館本。前から読みたいとは思っていたのだが、ようやく棚に並びました。短編5編収録。一番最後の「デッドエンドの思い出」が一番よかった。よしもとさんにありがちな設定のお話ばかり。だがはじめの一、二行で物語の空気を作ってしまうところがこの作家さんのすごいところだ。でも、なんか素直に受け入れることができない。年くったのか、自分は。『アムリタ』を中学生ごろ読んで、それ以来実は敬遠していた。『王国』シリーズも2までしか読んでいない。釈然としないまま。うまく説明できないが、小説に出てくる男の子が善良すぎてついていけんのだ。特殊な能力でいろんなこと片づけられてもなぁ。
と、いろいろいっぱい言ってますが、よしもとさんの作品では、たしか『とかげ』という本に入っていた「キムチの夢」という話が好きだった気がします。あと、初期の作品。


図書館から電話。昨日予約した本がさっそく届いたとのこと。



ばんごはんは、トリノ手羽先の照り煮、水菜のサラダ、じゃがいもとわかめのおみそ汁。手羽先に粉山椒かけたら非常においしかった。