オゾン層

masubon2006-03-17

風がつよい、というのが、朝起きて一番はじめに思ったことだった。
悪夢にうなされた。オゾン層が破壊され、悪い光線がばしばし地球にあたり、そのために家族総出で宇宙に自家用車で逃げ出す、というお話。
家族で車に乗り込むのだが、父以外の4人が、なぜかみな後部座席に乗ろうとする。
「誰か助手席いけよ」
なんか地球のピンチなのにけんか。
宇宙に車で出発したはいいが、なぜか地球に落ちてきてしまう。なぜかアラスカあたりに。
「水がある、生きていける」
と狂喜乱舞する家族。


なんなんだこの夢は。


読了。

猫の客

猫の客

平出さんの本を図書館から借りて読む日々です。分類番号は小説になっていますが、これはエッセイなのでしょうか。どっちでもいいんですが、『葉書でドナルド・エヴァンズに』に書かれていたことと重なる部分も多くあり、おもしろく読んだ。夫婦の家にたまに遊びに来る客(一匹のねこ)とのやりとり、自然のうつろい。ねことの距離のとりかたのように、文章も読者との距離を大切にしているよう。
ねこの描写もきれいだったが、シオカラトンボのところが非常によかった。夏に庭で戯れたトンボが、命を次の代につなぎ、翌年に同じ姿で現れるという不思議。


強風やら事故やらで、電車のダイヤがみだれっぱなしの一日でしたとさ。


ばんごはんは、豚こまと小松菜の雑穀米チャーハン、青梗菜とえのきのかき玉スープ。
チャーハンは、高山なおみさんの料理本を見て。ゆず胡椒でとてもおいしい。くせになる味。たまらん。