短篇集 バレンタイン

短篇集 バレンタイン

この本は書店で海外文学のコーナーに置かれていることが多くて、あれっと思ってしまうんだけど、買ったときは日本の作家のコーナーに置かれていて、それでもやっぱりあれっと思ってしまった。
「期限切れ景品点数券再生センター」「妻を直す」「卵を逃れて」がおもしろかった。
なんとなく、もっとシンプルな小説じゃないかと勝手に想像していたんだけれど、話がいつのまにか異世界にどぶっと入っている(最初からなのか?)小説だった。少しなつかしくほろにがい印象。
柴田元幸さんが訳しているものを楽しんで読める方は、楽しめると思う。


ばんごはんは、豚こまのしょうが焼き、長ねぎとエリンギのおみそ汁。