ものづきあい

ものづきあい

『おいしいコーヒーをいれるために』の著者、中川ちえさんの「もの」にたいする思いや付き合い方を綴ったエッセイ。

文章自体はそんなに嫌いではないのだが、全体的に漂う陰鬱な感じ(どうも、中川さんは実家に戻ったようで、その頃の文章なのだ)がどうにもダメだった。


現在、中川さんはinkyoというお店を開いたらしい。



病気にならない「冷えとり」健康法―温めれば内臓から元気になる

病気にならない「冷えとり」健康法―温めれば内臓から元気になる

靴下の重ね履き、半身浴などで体の冷えをとろうねという本。

なるほどというところと?というところと。わたしはどちらかと言えば、体調が悪くなると悪化させないうちに病院、風邪引きそうな感じだったら風邪薬飲んで寝る、みたいな西洋医学体質なのだが、この本は東洋医学寄り。

痛みや不調は、薬で押さえ込むのではなく、食事や生活習慣などの内側から直していく、みたいな本。発熱や咳、下痢や湿疹は体が悪いものを外に出している証拠だから押さえ込んじゃいけないらしい。


思い当たる節はある。例えば、風邪で病院に行き、「何がいちばんつらいですか」と聞かれ「咳がしんどいのがつらい」と答えたら、「咳して痰出さなきゃ治んないからねー、咳止めって俺嫌いなんだよ、出さないよー、でもつらそうだから少し出すよ」ということが前にあった。インフルエンザのときもそう。「熱が上がりきらないとダメなんだよ、インフルのときは風邪薬飲んじゃダメ!」と怒られた。だって、インフルかどうか自分で分からないから飲んだんだよー


まぁ、最近絹の5本指靴下愛用と半身浴はやっている。しもやけが治ってきたのと眠りが深くなったような気がする。



ヒロイヨミ。