オリガ・モリソヴナの反語法 (集英社文庫)

オリガ・モリソヴナの反語法 (集英社文庫)

まだ四分の一くらいだがおもしろい。


日本人少女シマはプラハソビエト学校へ通っていて、そこには強烈な毒舌&天才的舞踏家のオリガが教師として勤めていた。大人になったシマがオリガのことや当時の親友・カーチャの居所を調べているというようなお話。

「反語法」というのはそういう意味だったのか、と最初の一ページで判明した。


シマは、ロシア風愛称としてシーマとかシーマチカと呼ばれる。シーマチカ、かわいいな。わたしもマスボーチカと名乗ろうかな。マスボーチカ。ふむふむ、かなりマトリョーシカみたいになったきたぞ!

登場人物解説を見ながら読み進める。ロシアの人って名前が長い。オリガという女性の謎がだんだん明らかになるのが読んでいておもしろい。