きりぎりす
エマールでホームクリーニング。カーデイガンやナイロンのジャケットを洗濯。
ふて寝しているとメール。
「お前の家のテレビの型番教えてくれ」という文面。
意味のわからなさにしばし無視する。
この人には、昔よくトイレの電気を消されたものだ。
だが、私もよく消していたことを思い出し、返信する。
電車でユベール・マンガレリ『おわりの雪』読了。
- 作者: ユベール・マンガレリ,田久保麻理
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 2004/12/10
- メディア: 単行本
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本を読み終えてぼうっとしていると、閉まりかけた扉からきりぎりすが一匹飛び込んできた。つり革のところにとまっている。
次の駅で降りるので、そっとつかまえて逃がそうと思い、つり革を揺らしたら、彼は大パニックを起こし、車内をぶんぶん飛び始めてしまった。
寝ているサラリーマンの首筋に直撃したり、女の子のひざにぶつかったり。おっさんの口だか鼻だかにきりぎりすぶち当たり。車内騒然。
たぶん私が悪いんだと思う。しらをきって電車をおりた。きりぎりすよ、自分の力で生き延びるんだな。
ばんごはんは、ぶなピー入りハヤシライス。ごはんに乾燥パセリを散らすとグッドルッキング。ハヤシさんに感謝して食した。